養育費保証会社は、ひとり親家庭にとって非常に期待されていたサービスですが、数社が終了して、2024年10月時点で新規申込みが出来る会社は以下の4社となってしまいました。
2024年10月時点で新規申込み可能な4社
養育費保証会社が新しいサービスとして始まったばかりの時には7～8社ありましたが、現在もサービスを続けている会社は、残念ながら4社になってしまいました。
現時点で利用可能な4社で、チャイルドサポートを除く、「Casa」「ジェイリース」「イントラスト」の3社には共通点があります。
この3社は「家賃保証業務」をメインでやっている会社で、基盤がしっかりしており、保証業務のノウハウを持っている会社です。
手数料をもらい、保証をするという事は、「払わない人」からの回収が必要になります。
その為、養育費保証に関してもそのノウハウを生かし、継続できているのかもしれませんね。
養育費保証の新規受付が終了した会社
- 小さな一歩「養育費あんしん受け取りサービス」
- 養育費保証のミライネ
- アスクプロ「養育費安心サポート」
養育費保証を終了した会社と契約していた場合はどうなるの？
契約中の人にとっては、突然の終了に驚く人もいると思います。
業務終了に関しての連絡が来ていると思いますが、この場合は、契約している保証会社に「契約中の場合はどうなるのか？」を確認をするようにして下さい。
契約期間の保証はしてくれるかもしれませんが、新規受付を終了しているので、契約更新については難しいかもしれません。
この点も保証会社に確認したほうが良いでしょう。
この点も保証会社に確認したほうが良いでしょう。
契約の更新が出来ない場合は？
保証契約中であれば、安心して養育費を受け取れていたかもしれませんが、更新が出来ない場合は、相手と再度話し合いを行い、今後の養育費支払いについて話し合いが必要になります。
養育費保証会社を通さず、直接払ってもらえれば問題ないのですが、「支払ってくれない」場合もあるかもしれません。
また、養育費保証会社は「払ってもらっていない養育費」を過去に遡って保証も回収もしてくれません。
こういった場合は、弁護士に代理請求してもらう方法がおすすめです。